第12回
投資にはファミリータイプのマンションより事務所向きのマンションがいい。

邱さんはマンション投資を勧めるにあたって
ファミリー・タイプのマンションより、
都心部にあるワンルーム・マンションがいいぞと書きました。
ファミリー・タイプの賃貸マンションだと、
マンションを借りる人は勤め先から貰った給料から払います。
つまり税金を払った後に手に入るお金で賃貸料を払います。
ところが、ワンルーム・マンションは
そこを仕事場にして商売している人が
税金を払う前のお金で家賃を払います。
だから賃貸料を払うについても、
ワンルーム・マンションの住人のほうが、
気前がいいとも書いていました。

なるほど、なるほど、と私は感心し、
これまたまた説得力のある話と思いました。
交通の便がよく、
人がたくさん集まる場所にあるマンションを見て回ると、
時代の新しい風に当たっているような気持ちになり、
たくさんの場所を、歩き回ることになりました。
そしていつの間にか、欲の皮が突っ張ってきて、
「自分もこういうワンルームがもてないかなあ」
と思うようになってきました。

我が家でも、主人である私に万が一のことが起こった場合を考え、
生命保険をかけています。
いま、仮に定期的に収入が入ってくるマンションを手に入れ、
それが複数になれば生命保険など掛ける必要はなくなるのではないか、
という考えも浮かんできました。
改めて、万が一の場合のことも考えた対策として
保険がいいのか、マンションがいいのか、
を考えることになりました。